「好き」を伸ばせる場所を探して
― 私がマレーシアで子育てをしている理由
はじめまして。このメディアで記事を書いている Ayumi です。私はいま、2人の娘とともにマレーシアで暮らしています。母子留学というかたちで日本を離れ、子どもたちは現地のインターナショナルスクールに通っています。
このページでは、私がどんな思いでマレーシア教育移住を選び、どんな気持ちで記事を書いているのかを、少しだけお話しさせてください。これから情報を探しにきてくださるあなたに、書き手としての私の立っている場所を、先にお伝えしておきたいのです。
すべては、一枚の光景から始まりました
きっかけは、ある海外旅行でした。体験のつもりで、子どもたちを現地のインターナショナルスクールに預けてみたのです。そこで目にしたのは、日本の教室とはまるで違う光景でした。子どもたちが自分から学びに向かい、思ったことを自由に口にし、心から楽しそうに過ごしている。
「教育って、こんなに伸び伸びしていていいんだ」
その瞬間に受けた衝撃を、私はいまでもはっきり覚えています。それから私は、海外の教育について本格的に調べるようになりました。気づけば “教育移住” は、いつのまにか私にとって現実的な選択肢になっていたのです。
5年間、迷い続けました
とはいえ、すぐに動けたわけではありません。情報を集め始めてから決断するまで、約5年。その間、私は何度も「移住するべきか、しないべきか」と迷い続けました。
最終的に決断したのは、35歳のときです。家族にとって一番の気がかりは、子どもたちが大好きなじいじ・ばあばに会える頻度が減ってしまうことでした。だからこそオンラインでのつながり方を工夫して、できるだけ距離を感じない関係を続けられるようにしています。会える回数は減りましたが、その分、一回一回の時間をより大切にできるようになったと感じています。
なぜ、マレーシアだったのか
移住先は、最初から決まっていたわけではありません。日本との距離、住環境、ビザの取りやすさ——いろいろな角度から、7カ国を順番に比べていました。どの国にも魅力はありましたが、生活コストと子どもの教育環境を現実的に考えると、なかなか決め手に欠けていたのです。
そんな中でマレーシアを選んだ一番の理由は、ここなら子どもが本当に伸び伸びと学べる、と思える学校に出会えたことでした。マレーシアには多様なインターナショナルスクールがあり、家族の価値観に合った一校を選べる——その選択肢の広さが、最後の一押しになりました。
移住して、わかったこと
実際に暮らしてみると、想像と違うこともありました。一番大きかったのは、ここが想像以上に「車がないと生活が回らない」土地だったこと。移住してすぐ、車の購入やリースを本格的に考えることになりました。覚悟していた不便さも、住んでみて初めて実感としてわかるものなのだと思います。
それでも、「この国を選んでよかった」と静かに胸が熱くなる瞬間が、暮らしの中に何度もあります。移住して数ヶ月、子どもたちは知らない大人にも自然に「Hi!」と笑顔で挨拶するようになりました。たくさんの人にあたたかく接してもらえる環境が、子どもの表情も心も、どんどん明るくしてくれている。その姿を見るたびに、来てよかったと思うのです。
私が、子育てで大切にしていること
私は、子どもが好きなことをとことん追求できる環境こそが、学びの土台になると考えています。
勉強ができるかどうかよりも、「これが好きだからやってみたい」と、自分の意思で動ける子でいてほしい。大人の顔色をうかがって選ぶのではなく、心からワクワクすることに向かっていける強さを育てたい。そんな我が家の価値観にぴったり合ったのが、いまの学校でした。子どもが興味を持ったことを尊重し、自由に挑戦できる環境が整っていて、ここなら “好き” を伸ばす子育てができると感じています。
これから移住を考えるあなたへ
教育移住は、不安があって当たり前だと思います。私自身、最初の一歩を踏み出すまで、ずっと迷い続けていました。
でも、動いてみて初めて見える景色が、たくさんありました。もし少しでも心が動いているなら、まずはオンライン見学や短期の下見など、実際にご自身の目で見てみることをおすすめします。親よりもずっと柔軟な子どもの姿に、きっと勇気をもらえるはずです。
私が5年間、情報の海で迷い続けたからこそ、当時の自分が本当に欲しかった等身大の情報を、このメディアで届けています。そう思いながら、一本一本の記事を書いています。あなたの「迷い」に、少しでも寄り添えたら嬉しいです。
監修者・著者情報
Ayumi(あゆみ)
1989年生まれ。福岡県出身。前職はメーカー勤務。子どもの教育環境を求めて約5年間の情報収集を重ね、35歳のときにマレーシアへの母子留学を決断。会社を退職し、2人の娘とともに渡馬する。移住先の検討にあたっては7カ国を比較した経験を持つ。
現在は2人の娘(移住時は年長・年少)とマレーシアで暮らし、娘たちは現地のインターナショナルスクールに在籍。自身の「迷い」と「実体験」をもとに、これから教育移住を考える家庭に向けた等身大の情報発信を行っている。
- 移住形態母子留学(マレーシア)
- 子ども2人(娘・現地インターナショナルスクール就学中)
- 発信テーママレーシア教育移住/インターナショナルスクール/海外子育て